天使の誕生日

今日は妹が天使になった日です👼

1999年5月30日。快晴。

天晴という言葉そのものでした。

 

朝は苦しくて起きたけど

ガリガリ君を半分食べて

息をひきとる1時間半前には

屋上ガーデンに出て

「いいお天気だね」

とお花を楽しむ余裕🌞

 

緩和ケア病棟の医長さんを

驚かせるほど見事な幕引きでした。

 

34歳という若さだと一般的には

身体の機能が終わりに近づいても

心はまだ逝きたくなくて

葛藤する時間が続くそうです。

 

妹の場合は3分前まで

コミュニケーションできて

最期まで本人の意志を

尊重することができました。

 

ご本人も女の子2人のお母さまで

妹を特別な気持ちで見守って下さっていた

医長さんと翌日お会いした時

「妹さんはどんな方だったのですか?」と聞かれて

「潔く生きた人です」と答えました。

 

世田谷の国立病院から

聖路加の緩和ケアに移った時

全てを包んでくれるような環境に

「私、ここでなら死んでもいい」

と言ってくれてホッとしました。

 

でももっと長く居て欲しかった!

2000年も一緒に迎えたかった!

5日間は短かったです。。

 

「昌子、

私もあれから頑張って生きてるけど

やっぱり寂しいです。

 

でも、

姉妹のような素敵な方々と

出合わせてくれているのは

私が寂しくならないように

してくれているのね。

奇跡の出会いに囲まれています。

優しい心づかいをありがとう💞

 

お父さんのことはそっちの世界で

お母さんのことはこっちの世界で

しっかり守ってくれてありがとう。

私1人では出来ないことが多いので

とても助かっています。

 

いつもは泣かないけど

今日は泣きます😢

 

残りの人生も

色々お世話になると思うけど

サポートよろしくお願いね👼

 

それから、

NY生活を見守ってくれている

昌子人形の家族にも

とっても感謝しています💞」